こんにちは、片桐です。
土日と雨に降られています。
雨に濡れるとまだ肌寒く、薄着では風邪をひきそうなほどです。
こういう時は無理をしないよう、体調に気をつけたいですね。
インフルエンザの話題もまだまだ気になりますし、ホントうかつに風邪もひけません。
さて、5月に入りいろいろな植物が芽を伸ばしだしています。
昨年から植え込んでいた寄せ植えの植物たちもだんだん立派になってきました。
■各務原市 「キッチンクラブ・ダゼリオ」さんの前庭
ダゼリオさんの前庭にあるハナミズキ・・・ここは思ったように花が咲いてくれません。
下のオカメヅタが伸びすぎるせい??
■インジビサの寄せ植え
昨年から植え込んであるインジビサ。
陶器鉢に植え込んだおかげか、葉色もそれほど変色していません。
通常のプラ鉢に植え込んである物は、冬の寒さで葉色が黄色く変色し、いかにも痛んだようになっています。
少し大きめの鉢に植えることで、根が寒さから保護されるせいでしょうか?
容器の厚さや素材にも、育てるときのコツがあります。
これから研究していきたい分野です。
■寄せ植えの植物 「リシマキア・ヌンムラリア”オーレア”」と、「セダム」
いろいろな植物を寄せ植えしたのですが、夏の高温時の水やりが大変で、なかなか根付きませんでした。
仕事の準備で忙しいお客様にとって、正直水やりまでは大変です。
こういった飲食店の植え込みは、手入れのできるだけ楽な手法で提案する事がグリーンを活き活きさせるコツです。
それが容器側の工夫なのか?容器サイズの工夫なのか?それとも、今回のように植栽の種類を変える方法もあります。
リシマキア・ヌンムラリア”オーレア”・・・通称リシマキアは、葉色が黄色がかった明るいライムグリーン。下を這うように広がっていきます。こんもり茂るというよりも、いつの間にか庭の片隅で小さく、又あちこちに存在しているという感じ。意外と丈夫ですね。
セダム・・・・種類が多すぎて名前が覚えられませんが、セダムの一種です。セダムは以前より水切れに強い、丈夫な性質で知られています。そのかわり、成長も遅かったりします。
去年の夏前に枯れてしまった下草を抜いて植え込んだ植物たち。
一年を迎えてやっと見栄えもよくなってきました。
今年の夏を上手く乗り切ってくれるかどうか、楽しみです。
それでは、又。
こんにちは、片桐です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
園芸の仕事に関わる毎日の中から、
木や花の名前であったり、剪定の仕方であったり、育て方のコツであったり、
園芸を好きな人、園芸の仕事をしている人に向けて情報をお送りしています。
HPは1年2ヶ月ほど。無料ブログは4年弱から始めました。
おかげ様で、HPと無料ブログを合わせて、一日で230IP 650PVを超える事も珍しくありません。
園芸の仕事が好きな事はもちろん、本を読むのが好きで、その中でだんだん何かを書く事が楽しくなってきました。
自分の好きな事を全力でやってみて、その中の一つでも誰かに喜んでもらえるのなら、そんな嬉しい事はありません。
これからも仕事の合間をみつけては、続けていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
さて、最近熱心に学んでいる事に、出版とブランディング(プロフィールづくり)があります。
その講師の土井英司さんが、ビジネスマンに向けたお薦めビジネス本をメルマガにで毎日紹介しています。
自分も本が好きと言う事で仕事本に限らずいろんな本を読んできたわけですが、とりわけ園芸本も数限りなく買ってきました。
土井さんをお手本に、自分が読んできた園芸本について、毎週一冊、紹介していきたいと思います。
(自分も園芸のお薦め本を知りたい・・・と思っているのですが、あまりそういう情報も無いので、自分から初めてみたいと思います)
第一回目は、この人。ヘルマン・ヘッセ。
ドイツ生まれの作家。詩や小説、エッセイなど多くの作品を書き、ドイツ文学を代表する一人といわれています。
1946年にノーベル文学賞を受賞。
・・・なんだかとっても難しそうな人ですが、晩年は庭仕事をなにより熱心に行い、「庭仕事の愉しみ」なんて本も出しています。
こうなってくると、園芸家として興味がでてきますね。
■アマゾン 庭仕事の愉しみ
もともと、タイトルを見てガーデニングの本場の外人による、ハウツー本と間違えて購入。
家に帰ってから(失敗した・・・)と思ったものの、よく読んでみると、(なんだこれ?)と、よい意味で驚きました。
園芸のHOW TO ではなく、生きる事のHOW TOとでもいうんでしょうか。
園芸家の日常の中にあるエピソードを魅力的な文章にし、その中にふと現れる印象的なメッセージ。
何故か心に静かに響きます。
思えば、昔マンガで、偉大な業績を残しながら、無名のまま埋もれていった人を紹介したものがありました。
その中に、ヘルマン・ヘッセも登場。
第2次世界大戦の中、ドイツ軍の侵攻により生まれた土地を捨てて逃げる人がいる中、「どこに逃げても人生から逃げる事はしょせん無理なこと」と、悠然と畑仕事を続けていたエピソードを思いだします。
(20年以上前のことなので、間違っていたらすみません)
庭づくりの合間のコーヒーブレイク、もう片手でヘッセの本をめくってみてください。
(庭仕事は瞑想である)、という有名な言葉と共に、ヘッセワールドをよりいっそう堪能できる事でしょう。
園芸好きな全ての人にお薦めします。
ヘルマン・ヘッセ 庭仕事の愉しみ
*****
仕事がはかどるにつれて、子供じみた歓喜の高まりはやわらぎ、そしておさまる。
このささやかな、無邪気な園芸は、もっと違った種類の共感と着想によって私たちに不思議な感動をもたらす。
つまり園芸には創造のよろこびと、創造者の思い上がりといったようなものがある。
私たちはわずかばかりの土地を、私たちの考えと意志にしたがって形づくることができる。
私たちは夏のために自分の好きな果実や、好きな色か香りをつくることができる。
私たちは小さな苗床を、数平方メートルの裸の地面を、色彩の波浪に、目の慰めに、そして天国の小庭にすることができる。
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アマゾンにて最初の数ページが読めるようになっています。
是非、読んでみてください。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
今朝は突然の寒波?・・・北海道の方では雪が降るとか降らないとか。
随分冷え込みましたね。
植え込んだばかりの野菜苗など弱ってしまわないかどうか、気になります。
■新芽が白色の花散里(はなちるさと)
花散里(メイプルレインボー)は、街路樹などで見かける「トウカエデ」の改良品種。
トウカエデ WIKI
春の新芽から夏、そして秋の紅葉と、七色に葉色を変えることから、レインボーの名前がついています。
カエデ・・・という名前からモミジのような樹形を想像しがちですが、
街路樹のトウカエデの仲間なので、放射状に枝先が伸びていく樹形になります。
■花散里(メイプルレインボー)の新芽のアップ
お庭によく使うモミジや、イタヤカエデ・・・などのような感じに使うよりも、
庭の奥のほうでケヤキのように大きく伸ばす使い方や、
シンボルツリーとして、大型プランターに入れて単独で飾る方が似合います。
バックに濃い緑色の樹木を置くと、さらに葉色の変化が際立ちますので、
エメラルドや貝塚などのコニファーの垣根の前などもいいですね。
普通の庭にはなかなか使いにくいのですが、
ここぞ、という時に持っていくと喜ばれます。
葉色の変化を楽しめるように、いろいろ工夫してみてください。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
5月初旬のある日、お客様のお庭を見て回っていると、立派に咲いている花が目につきました。
自分で植えておいてなんですが・・・これって何だったっけ?
■黄色い花が満開の「エニシダ」
マメ科のエニシダ属。地中海地方原産の落葉低木です。
昨年の春植え込んだ株が、冬越しをして一回り大きくなって咲いてくれたのです。
鉢花もこうして庭に植え込むと、なかなか見ごたえがありますね。
■エニシダのアップ
黄色い花が可愛らしいですね。
ホウキ状に広がる枝先に、花芽をつけています。
マメ科なので、植え込んでおくと土の中に窒素成分を作ってくれます。
天然の肥料作成植物といった感じでしょうか。
■岡本邸のエニシダ
そういえば、お客様(=お友達?)の岡本さんの庭を見に行った時、
異様に迫力のある花が咲いていました。
(これって・・・何ですか?)
「あぁ、これ変わってるでしょ。これ、エニシダよ!」
(え~、これもエニシダ?)
■「ホオベニエニシダ」のアップ
いろいろ調べ見ると、こちらが本来のエニシダ。
鉢花として流通しているエニシダは、「姫エニシダ」という品種がほとんどだそうです。
確かに、先に見た黄色いエニシダはコンパクトな樹形でした。
本来のエニシダは、高さ2~4mになり、こぼれ種からよく発芽をする。
乾燥に強く、繁殖力が旺盛で、葉や枝には毒成分があるので、動物にも食べられない。
よって、野原に植え込むと既存の植物を覆いつくしてしまう危険性があるので、
むやみにあちこちに植え込まないように・・・とのこと。
よって、自分のお庭に植え込むぐらいにしておきましょう。
日本の通常の花壇などには、コンパクトな「姫エニシダ」の方がお勧めかも。
「ホオベニエニシダ」は、花材として使うのにむいていますね。
庭に植えるとインパクトありすぎかも(笑)
岡本さんのお庭に行くと、いろんな品種が見られて勉強になります。
ありがとうございました。
こんにちは、片桐です。
先日、岐阜新聞を読んでいたら、「くらし」欄に「草の力」というエッセイが掲載されていました。
著者は、10年前からメニエール病をわずらっています。
耳の障害の為、突然のめまいと、嘔吐に襲われる。
ひどいときにはフラフラの為、仰向けに寝たまま何もできない・・・万事休す、だそうです。
メニエール病・・・名前を聞いた事はあるのですが、
どんな病気なのかはほとんど知りませんでした。
たしか、有名人でもこの病気の人がいたような気がします。
さて、この著者の家には庭があります。
伸び放題になってきた草をみかね、ついに心を奮い立たせ、草取りをはじめます。
美しいみどり色の雑草の中にも「生命力」を感じる著者は、
草を刈るたびに(悪いなぁ)と思いつつ、その逞しさに羨みすら感じるのです。
と、その瞬間に突然のめまいが・・・。
とっさに何本かの草を必死に握り締めます。
すると・・・
(静かにしてれば大丈夫だよ・・・)
そんな草の声が聞こえた気がしました。
しばらくするとめまいも去り、握り締めた草を手放すと、
そよ風が何事もなかったように草むらを吹き抜けるのです。
草のおかげで「フェンス」に頭をぶつけずにすんだ著者は
(ありがとう・・・)とお礼をいいつつ草をじっと眺めます。
草と会話をするわけではないのですが、
確かに植物と触れ合っているといろいろな事が浮かんでくる気がします。
このエッセイの著者に不思議な共感を持ちました。
「大木あまり」さんという俳人の方のエッセイ。
あまり日和からご紹介させていただきました。
岐阜新聞・・・最近くらし欄が面白いですね。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
先日、岐阜市のお客様のところで、「バイカウツギ」を植え込みました。
もともと道路と同じ高さの土地だったところに、
砕石で盛り土をして、地盤を作られました。
穴を掘ろうと思うと、石がでてきて結構てこずります。
水はけはよいのだけれと、このままでは土が少ない状態です。
こんな場合は、盛り土状にして、土を多めにつかって植え付けします。
■バイカウツギを鉢から出したところ
いったん、鉢植えしてあったので、高さが30cmほどあります。
こういう場合は、少し根をくずして、少し広げるような感じにして植え付けします。
■植え込み前
地面を15~20cmほど根より大きめに掘ります。
一箇所を掘るというより、周りを耕す・・・という感じで掘り起こします。
掘り起こした後は、植え込み用の土を周りにまいて、既存の土と混ぜます。
バーク堆肥なども一緒に混ぜると土づくりになりますね。
■バイカウツギ 植え込み後の様子
根の周りを植え込み用の土でかぶせながら、
既存の土と混ぜ込んだ物を上からさらにかぶせて山のようにします。
真横から見ると、
お皿の上にのった中華料理のチャーハン状態になります。
こうする理由は、
硬い地面を掘って植栽を植え込むと、
まるでプランター状態となって、雨がふると水が溜まりすぎること。
もう一つは、盛り土にすることで、根が空気を吸う面積を増やせること。
問題点は、土を多く使う事と、
風が吹くと傾きやすいので、支柱が必用な種類にはキチンと支柱をする事です。
小さな面積のお庭なら、盛り上げる事で立体感がでることもあります。
10年以上仕事をしていて、毎回お庭作りのときにお客様に話す事です。
盛り土をするのが良いと言う事と、その意味を一緒に覚えてもらうと、
植物の特性を理解しやすくなります。
きっと何度もお話すると思いますが、是非、覚えておいてください。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
前回3月に張替えをした芝生。
この暖かさで、しっかりと生えそろってきました。
■3月26日 芝生の張替え前
■3月26日 芝生張替え直後
■5月4日 芝生の様子
■5月4日 芝生の様子
こうやって芽が伸びてくると本当に嬉しいですね。
きちんと手をかければ、植物はその思いに答えてくれます。
いろいろな経験を積めば積むほど、その奥深さとともに、意外な単純さにも気づきます。
基本は、生命力を元気にすること。
植物は単なる草ではなくて、地球上で共に暮らす生命の仲間なんだな、としみじみ思います。
以前、雑誌の一部に大企業の社長の趣味のコーナーがありました。
ある経営者の方は、「庭いじり」が楽しみとのこと。
植物を育てる事で、気分がリフレッシュできるのと、
没頭していると、いろいろなアイデアが不思議と浮かんでくるんだそうです。
なんだかよく分かる気がしました。
「芝生づくり」は、ほとんど「土づくり」で決まってきます。
水はけは良いか?
土は固すぎないか?
適度な団粒化しているか?
仕上がりの綺麗さを決めるのは、きちんと整地されているかどうか?
に関わってきます。
きちんと整地されていると、その後の芝刈りの手間が楽になります。
(芝生なんて、地面に置くだけじゃないか?)と思われるかもしれませんが、
長くその芝生と共に暮らしていくのなら、少し拘ったほうが後々楽になってきます。
お客様とお話するときは、その方がどの点について拘っているか?又は気にかけていらっしゃるか?
と考えながら打ち合わせをします。
植物がお客様に慶んで、可愛がっていただけるように、これからももっといろいろな現場で経験を積んでいきます。
どうぞよろしくお願いします。
こんにちは、片桐健二です。
5月1日、ある人と打ち合わせがあり、各務原市のMAHALO(マハロ)さんに行きました。
その方は各務原市にお住まいです。
マハロさんの事は、前の喫茶店の頃から知っているけれど、
リニューアルオープンした事はまだご存知ありませんでした。
■ライトアップされた「ココスヤシ」
ココスヤシも植え込みが終って1ヶ月ほど経ちました。
古い葉はちょっと葉先が枯れこんで茶色になっていますが、
中心部の若い芽や葉の部分は青々と茂っています。
とりあえず植え込んだ最初の1ヶ月は根元のあたりにゆっくり水をかけてもらうようお願いしました。
これからは、週に2,3回程度でいいと思います。
最初の一ヶ月は本当に気になりますね。
無事に根付いたようでホッとしました。
■パインとハムのピザ
営業時間の間なら、ドリンク(コーヒーやジュース)だけでもオッケーとのこと。
でも、せっかく来たので、南国風の物をおつまみに。
「パインとハムのピザ」は思った以上に美味しい。
目が良くなるように、「フレッシュ ブルーベリージュース」と一緒にいただきました。
■マハロさん初のライブ開催
午後7時になると、カウンターから青いシャツのお兄さんがスタスタっと歩いて、反対側の席に。
なんとライブがスタート。
マハロさん初の試みだそうです。
何かいつもと机の配置が違うな~っと思っていたのですが、
こういう事だったんですね。
室内の感じといい、照明の適度な暗さ加減といい、雰囲気はバッチリ。
時々、こういうイベントがあると又楽しみも増えますね。
そういえば、以前マスターがフラダンスの先生とも仲良くなった、と言っていました。
もしかしたら、フラダンスが見れるかも?・・・リクエスト希望します。
人が多かったせいか、室内は結構暑めでした。
今度ライブがある時は、思いっきり薄着がいいかも。
■玄関付近の様子をパチリ
中古で買った古いデジタル一眼カメラ。
こういう光の少ない場面でも、とても綺麗に写してくれます。
コンパクトカメラではなかなかここまでスッキリした絵になりません。
さすがコニカミノルタ!
(・・・今はソニーになってしまいました)
基本性能はしっかりしているので、まだまだ活躍してくれます。
これからもよろしくです。
それでは、又。
こんにちは、片桐です。
このケヤキも昨年枝抜きをして、さっぱりさせてありました。
その為、下の方はちょうどいい感じなのですが、
天辺あたりが茂り始めて、(少し気になる・・・)とのこと。
高枝切りハサミを用意されて、「これで上の方をちょっと切ってもらえないか?」・・・と、ちょっとお待ちください。
■春、伸び始めたケヤキ
お客様の気持ちも十分分かりますが、
天辺の先の方で切ってしまうと、次の枝がそこから伸び始めるので、さらに天辺で込み合う樹形になってしまいます。
ケヤキはできるだけ自然樹形に仕立てると大変綺麗な形になります。
いわゆるホウキ型。
できれば、もう少し下の方から間引き剪定(枝を抜く事)をして、上部をさっぱりさせる事が美しい樹形を維持するのにもっとも適しています。
■ 間引き剪定後のケヤキ
バランスよく切る為に、地上にいる間に、どの枝を切るのか決めて木に登ります。
決めた枝を間引きしたら、いったん地上に降りて確認します。
この時、大事なのは「どの視線からの樹形を一番美しく仕立てるのか?」ということ。
全ての角度から美しく仕立てるのは大変難しく時間もかかります。
思い切って、一、二箇所に絞り込む事。
玄関・・・は近すぎる。
門・・・は、間違いではない。
ここで定義が必要となります。
それは、「誰が見たときの視線にするのか?」とういことです。
本当にこれにこだわっていくと、庭づくりは大きく変わります。
デザイナーがヒーローになる庭ではなく、お客様がヒーローになる庭づくり。
お客様を、その家族を、その人の友達を応援する庭づくり、グリーンの提案をさせていただきたい、と思っています。
■間引きしたケヤキの枝
間引きした枝の一部です。
2.5m~3mほどはあります。
高枝切りハサミで切れるのは、本当に先端の3分の1ぐらいの所。
微調整には向いていますが、今回のように少しさっぱりさせたいときは、このぐらい間引きするのが一番早い方法です。
ぜひ、ご参考ください。
木に登る必用がある時は、十分気をつけて作業してくださいね。
それではよい週末を!
・・・おまけ。
ハナミズキ(白)と(桃色)が綺麗でした。
こんにちは、片桐です。
昨年の秋に剪定した羽島郡、M邸のヒマラヤスギ。
少し枝先を残し気味で切ってあったので、春にはこんなに延びてきました。
もう少し成長が止まる時期まで待ってもいいのですが、
お客様がどうしても気になるので、さっぱりして欲しいとのご依頼。
■ヒマラヤスギ 剪定前
■ヒマラヤスギ 剪定後
幹の中心部は、枝が重なり合うので、できるだけ細い枝も切っておきます。
次に太い枝先からぐんと伸びた徒長枝を付け根から切り、細く短い枝は全体のバランスを見ながらカット。
間引きするような感じで剪定していきます。
頂上部は頂点から順に三角錐になるようなイメージで、枝を切り詰めます。
先端から40~50cmは、結構切ってますね。
ツルツルに切ってしまうと、他の木とのバランスがおかしくなるので、
下の方に行くほど、細い枝を切り過ぎないようにしています。
ヒマラヤスギと、新緑のケヤキが綺麗で、とてもいい雰囲気になりました。
その日の午後、お客様から電話があり、
「さすが、お金をとって仕事をしているだけの事はあるね。
上手に切ってあって、頼んで良かったよ~」
そういって頂けると嬉しくて、ついつい張り切って木に登ってしまいます。
自分でできる所は、できるだけ済ませて、
高い所や、量の多いところなどは任せてもらえると一番良いのではないか、と思います。
どんな感じに仕上げるといいと思うか?
又、どの程度の予算でどのぐらいの仕事がその現場でできるのか?
片桐園芸は、気軽に相談できる園芸のサービス業でありたいと思っています。
仕事を体験してみたい・・・という方もこれからの時期は随時募集しています。
お問い合わせフォーム↓、もしくは電話にてお気軽にご相談ください。
http://www.k-engei.com/contact/
それでは。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
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