こんにちは、片桐です。
お客様にフィカス・ウンベラータについて、聞かれました。
いざ、探してみるとちょうど見つかりません。
知り合いの園芸店に一鉢置いてありました。
■フィカス・ウンベラータの葉っぱ
大きいな、柔らかい葉のフィカス・ウンベラータ
仕立て方によって大きさが変わってきますね。
この鉢は8寸ぐらいでしょうか。
以前、滋賀県の卸屋さんで見た鉢よりは、大きいサイズでした。
■フィカス・ウンベラータの樹形
高さは、鉢も入れて約1.2mほど。
横にも少し枝のはった樹形です。
お客様の探しているものより、少し大きい気はしますが、
参考に写真アップしておきます。
値段は一鉢6800円(税込み)になります。
ご参考ください。
よろしくお願いします。
こんにちは、片桐です。
お客様に以前「アルテーシマ・ゴム」をお届けしました。
葉色が明るくて綺麗な観葉植物です。
おき場所は直接光が入る場所ではないのですが、
事務所の玄関と言う事で、暗くもない、普通程度の明るさ。
お客様から
「ちょっと葉が丸かっているようで、気になる。一度見てくれないか?」との連絡。
近くを通った時にちょっと寄ってみました。
■アルテーシマ・ゴムの木
雨が降っていたので、外にだされていました。
このぐらいの曇りの日は最高ですね。
直射日光さえ当たらなければ外に出すととても元気になります。
■葉が少し丸かっている、アルテーシマ・ゴムの木
確かに少しふにゃふにゃした感じになっています。
これの原因は、日光不足。
(と、それに伴う光合成不足による、栄養不足)
日当たりが少ないと葉色が薄くなったり、葉の肉厚が薄くなったりて、このような感じになります。
でも、全体のボリューム感も良いし、上手に管理されていますね。
■アルテーシマ・ゴムについた虫
ちなみに、葉っぱの葉脈にそって黒い●があります。
これは、カイガラムシの一種です。
ムシといってもほとんど動かないので怖くもなんともありません。
ついたままにしておくと、樹液を吸って大きくなり、葉のまわりがベトベトした感じになります。
そうなると、黒いカビのようなものがついたりしてきます。
早いうちに湿らせたタオルや軍手でふき取っておきましょう。
大き目の物を取った後に、予防的にオルトランなどの薬を使います。
アルテーシマゴムの今後の管理方法は、
しばらく軒下などの直射日光の当たらない、明るめの場所で管理します。
補助的に薄めた液肥などを上げると葉が厚くなってきます。
少し元気がでた所で玄関に戻すのもいいし、
秋まで涼しい屋外に置いておくのも良い方法です。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
春になるとどんどん新芽が伸びてきますね。
少しほかっておくと、あっという間にボサボサ状態。
今日はフィカス・ベンジャミナの剪定をしてみます。
■フィカス・ベンジャミナ と、 フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”
濃いみどりいろの通常のベンジャミナと、薄い黄緑色の斑が入る園芸品種”ゴールデンプリンセス”
通常のベンジャミナの形がコンパクトにまとまっているのにたいし、ゴールデンプリンセスのほうは、随分枝葉が伸びてしまいました。
■新芽が伸びすぎた「フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”」
■新芽を剪定した、「フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”」
もちろん、伸びた状態で飾る・・・という場合も、時によってはあるでしょう。
これは一般的に植物を長く楽しみたい・・・という人のための剪定方法になります。
伸びすぎて上部が茂ることにより、その下が光が少なくなり、だんだんと葉を落とします。
このままにしておくと、冬の気温が下がった時に一気に古い葉が黄色く変色しだんだん落としてしまいます。
中心部に葉がなくなって、枝がまるで標本の骨のように見える。
そんな事にならないようにする、剪定方法です。
■ベンジャミナの枝の剪定・・・悪いハサミの入れ方
さて、新芽を切る時は、よくある間違いがあります。
枝の分岐している所で切って・・・とお願いすると、写真のように切る人がいます。
これは、間違った切り方。
正しくは下の写真のように切ります。
■ベンジャミナの剪定・・・正しいハサミの入れ方
枝が分岐した状態は、英語のVの字のようになっていますね。
残したい枝の方にハサミを沿わせるようにして、太い新芽の枝を分岐に近いところで切ります。
間違ったやり方では、残したい細い枝まで間違って切ってしまいそうです。
このようにして、新芽を少しずつカットしながら、全体の樹形を見て枝葉の多いところを間引きしていきます。
あくまで、普段の手入れ方法ですので、芽の伸びる季節は適時ハサミを入れるようにします。
面倒だからと、一度にたくさん切らないように。
まめな手入れが、樹形を美しく保つコツです。
がんばってください。
それでは。
こんにちは、片桐です。
観葉植物がこの暖かさで成長を始めています。
ここで僕らはすぐに剪定をします。
剪定=「枝を切る」事に抵抗を感じる人が実は多い。
特に、新芽として伸びたものは切るのが可愛そう・・・。
植物を好きな方は、そう感じるのでしょうね。
しかし、本当に植物を長く楽しみたい。
元気な状態になるよう世話をしてあげたい、と思うのなら、
不要な枝、葉を取り除いていかなくてはいけません。
それが本来の「剪定」です。
■ ショウナンゴム アムステルダム 剪定前
先日の失敗例で紹介した品種、ショウナンゴム・アムステルダム。
これはしっかり育ってますよ。
突然の高温にも水切れをすることのないように、茂ってきた葉を適度に減らします。
■剪定前の枝先アップ
剪定をする前の状態。
このように、以前枝を止めた部分から、3本の細い枝が伸びています。
全体のバランスを見ながら、3本のうちの1本。
もしくは、2本を付け根付近から切ります。
■剪定後の枝先アップ
このように、根元から切ることで、幹に近い中心部に風と光が入るようになります。
混みすぎた部分を間引きするように枝を切っていくことで、
全体的に軽やかに、風通しのよい樹形になります。
■剪定後のショウナンゴム・アムステルダム
5月以降から9月ごろまで新芽は伸び続けます。
こういった軽い剪定は、毎月一回行なうと、コンパクトでまとまりの良い樹形が作れます。
つまり、新芽は常にチェックをし、不要な枝であると思われたらすぐに取り除いてください。
ポイントは、
・全体の葉のつき具合がバランスよく散らばっているか?
・下の方まで光がよく当たるように伸びすぎはカットしてあるか?
よく注意して、剪定にチャレンジしてみてください。
それでは。
こんにちは、片桐です。
5月になり日差しが強くなり、気温もぐんぐん上がり始めます。
こんな時は、植物も成長する季節。
それと同時に、失敗もしやすい時期になります。
■水不足で葉を落とした「ショウナンゴム・アムステルダム」
長年植物を触っている私たちでも、いまだに失敗はあります。
これは、葉がよく茂ってとてもボリュームのある「ショウナンゴム・アムステルダム」
今まではなんとも無かったのに、夏日のような高温がしばらく続いた後、
気がついたら、いつの間にかこんなに葉っぱを落としてしまっていました。
■水切れで葉を落としたショウナンゴム・アムステルダムのアップ
・・・立派だっただけに、これはショックです。
ショウナンゴム・アムステルダムは、ゴムのような雰囲気ではあるものの、
意外と水をよく吸うことがありました。
通常のショウナンゴムだと、割と水切れに強いイメージがあります。
が、葉が大きな分だけ水を欲しがるのですし、
葉を茂らせている分だけ、通常よりも水を欲しがる、これをしっかり覚えなくてはいけません。
反省です。
■高温と、日焼けで葉が痛んだ「ブラッサイヤ」
これは、しばらく部屋の中で置いていたブラッサイヤ。
部屋の中の明るさに慣れていたので、その状態に合った”葉”になっています。
ハウスの中に置いておいたところ、急な高温で換気が間に合わず・・・。
気がついた時には、このような状態になっていました。
これも、形の良い木だったので・・・・なおさらショックが大きい出来事でした。
■下の方で日焼けの被害が少ない葉
このように、気温が高くなり日差しが強くなる春は、植物も成長する季節でありながら、
管理に注意が必用な季節でもあります。
・一つは水切れを起こしやすいこと。
・もう一つは、太陽に当たりすぎて日焼けを起こしやすいこと。
クーラーが入る時期までは、ちょっと気をつけて植物のお手入れをされてください。
どうぞよろしくお願いします。
それでは。
こんにちは、片桐です。
5月17日にダゼリオさんの所にあるインジビサが、寒さであまり弱っていない・・・と書きました。
http://www.k-engei.com/blog/02/dazeriosedamu.html
思った以上に葉の痛みが少ないので、とても不思議でした。
■根づまり気味だった、インジビサ
これは、会社にある鉢に植えてあったインジビサです。
(つい最近、植え替えたばかり)
昨年の秋まではとても綺麗な色だったのですが、
冬の寒さを超えて、このように葉色が変色してしまっています。
■葉色の変わったインジビサのアップ
新芽が綺麗な色で伸びかけているので、余計に寒さで痛んだ部分との違いが目につきます。
造園仲間に聞いても、「仕方ないんじゃない?」といわれます。
でも、せっかくの綺麗な葉色をできれば長く楽しみたいですよね。
対策として考えられるのは、
1.冬は軒下などの霜をよけられる場所に移動する
2.冷たい北風が当たらないような建物の影や、垣根の横に置く
3.プランターの場合は、少し大きめの鉢に植えて、根を寒さから保護する
などでしょうか。
プランターの場合や、地植えの場合など条件はいろいろですが、
今年の冬に向けていろいろ対策を準備中です。
インジビサを上手に管理している所があれば、よろしければご紹介ください。
是非、研究したいです。
それでは、又です。
こんにちは、片桐です。
現在、HP、ブログ、ミクシィの3本で記事を書いています。
4月に入り、その合計が初めて200IP(セッション)を超えるようになりました。
そして、昨日の日曜日には253IP(セッション) !!
これは単純に嬉しいです。
園芸ネタで、しかも小さな部分にこだわって書いているので、
読んでいるのは本当に園芸好きな人なんだろうな~と思います。
いつもありがとうございます。
ささやかではありますが、日ごろの感謝の気持ちも込めて、
「大きな物」をプレゼントします。
■ 青ワーネッキと、ポトスのハイドロカルチャー寄せ植え H=1800
かなり大きな物です。
ハイドロカルチャーといって、粘土を高温で発砲させた軽石で埋め込んであります。
水を貯めて育てる為の水位計もついています。
しっかり重たいので、移動用のキャスターもついています。
といっても、大人の男性なら運べない事はありません。
一品物で、この写真の時から時間が経っていますので、少し成長していますね。
それだけ了解していただければ、まったく問題ありません。
リビングに置いて、床に座って見上げると、きっとこんな感じになります。
応募は、同業者でもかまいません。
(同業者は取りに来てくださいね)
この寄せ植えは一品物で、すぐに仕事に使う予定がありません。
バラバラにすれば、素材として使えますが、ちょっともったいない気も。
そのまま飾ってもらえれば、一番嬉しいです。
当社から半径10KM以内の方は、無料で配達します。
それ以上遠い方は、配達料金だけお願いします。
宅配便はあまり使った事がないので、いくらかかるか分かりません。
遠い地域の方は、当選した場合に相談しましょう。
応募期間は、今日一日。
「0427プレゼント希望」と題名に入れて、
名前とメールアドレスを、問い合わせフォームからお送りください。
http://www.k-engei.com/contact/
それでは。
こんにちは、片桐です。
昨日は、東京でエリエス・ブック コンサルティングの土井英司さんの、
「社長の為のマーケティング力要請講座」の第3回に参加してきました。
http://eliesbook.co.jp/archives/188
セミナー費用が55000円と高額でありながら、毎回30名の枠が早々と埋まってしまう人気ぶり。
思い切って参加してみると、その理由は分かります。
情報や商品のあふれかえる今、自社の生き残りをかけて取り組むべきは、
明確なターゲットを決めたブランド戦略、そして、それを伝える文章の書き方・話し方の向上です。
技術を持ちながらも、それを活かすだけの広告宣伝費用をかけられない多くの中小企業にとって、のどから出が出るほど必要としているセミナーです。
その為、一度参加した人のリピート率が以上に高く、来月の予定が早々と埋まってしまうのです。
正直いって席が埋まるのが嫌なので、人に教えたくありません。
しかし、セミナーCDが発売される事が決まったようなので、ちょっと話してもいいかな?と思えるようになりました。
5月は、土井さんがもっとも得意でエリエスさんの強みでもある、「企業ブランドと、メッセージ戦略」
http://eliesbook.co.jp/archives/195
これは・・・借金してでもでたい。
もっと働こう!(笑)
このセミナーにはそれぞれの業種の中で、腕に覚えのある・・・という参加者ばかり。
10時から17時のセミナー後の懇親会もテンションが下がる事なく、熱く語り合うこともしばしば。
そんな話なからからも元気をもらい、いつもはそのまま岐阜へと帰ります。
が、今回は、新宿に丸井本店がオープンしたとの情報があり、
小雨の中、再び新宿の町へと出かけていきました。
■新宿マルイ 本店
岐阜から出かけた・・・正直いって自分のような田舎物には、新宿駅だけでも広すぎて迷いそう。
新宿のマルイ・・・行けばすぐ分かるだろうと思いきや、マルイってたくさんあるんですね~(苦笑)
新宿マルイ アネックス、新宿マルイ ワン、インザルーム、新宿マルイ メン・・・本館に辿りついたときにはすっかりメガネが水槽のように曇っていました。
入り口からして、明るく清潔感の中に緑があふれる光景・・・・嬉しくて涙がでそうです。
帰りの新幹線の時間もあったので、駆け足にて館内を見てまわりましたが、ここは女性がメインの売り場のようですね。
だからこそ、グリーンにもここまでこだわっているのでしょう。
流れてくる音楽も今まで聞いたことのない軽やかで明るい音楽。
室内の明るさ、多くの間接照明、各階ごとに違う休憩スペースの植栽やオリジナルのベンチやソファー。
他の人は商品を見て歩くなか、天井や、足元の植栽ばかりを見て歩くちょっと変な人・・・だったかも。
B1降りると、地下通路でJRと繋がっています!
もっと早く知りたかった・・・。。
地下通路にもこの壁面緑化が。
東京に来るといつも人の多さに神経が磨り減っていく疲れを感じますが、
この新宿マルイ本館はさまざまな工夫によって、グレードの高い居心地のよさを実現しています。
それにしても、やっぱり東京は偶にでいいな、と思います。
土や草や川や山などの自然が身の周りに当たり前にある幸せ・・・、をしみじみ感じる一日でした。
その幸せ種を、緑の仕事を通じて届けていく事に、これからも全力で取り組んでいきます。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
こんにちは、片桐です。
ふと、あるホームセンターの園芸売り場で、
このような観葉植物育て方説明プレートを見つけました。
このような説明がある事は、とても良いことだな~。
と、思いつつ、
よく説明を読んでみると、分かったような分からないような微妙な気持ちになりました。
それは、この説明は間違いではないのだけれど、
上手にまとめてられすぎていて、実際に初心者の人がこの説明を読んですぐに理解できるのか??
と、疑問に思ったのです。
まず、「この時期の育て方」、「この時期に買って安心の植物とは?」
など、表示してあると、より親切なのではないか。
長年お客さんの声を聞き続けていると、
「何回も枯らしてしまって、植物を育てるのにむいてない」
「買っても弱らせてしまうとかわいそう」
「水のやり方がわからない」
・・・など、本当に初歩的な疑問で失敗して苦手意識を持ってしまう人の多いこと。
私自身も、もっと勉強して、より分かりやすい説明の仕方、情報発信の仕方を続けていきます。
そして、私たち園芸業界にかかわる全ての人が、
花と緑の植物を愛する人の応援者になっていけるように・・・。
今、園芸の世界に関わって生きていく中で、
自分が誰かの、そして何かの役に立つことができたなら、
自分の持って生まれた縁を活かした事になるのではないか、という気がします。
そんな事を考えると、ついつい、夢中になってしまうのです。
まぁ、ただの園芸バカともいいますが。
今日もお付き合いいただき、まことにありがとうございました。
それでは、また。
こんにちは、片桐健二です。
毎日の暮らしの中で、観葉植物をかわいがる方法の一つに、掃除があります。
室内は風や雨が当たらないので、知らないうちにホコリが溜まりがち。
このホコリが葉っぱに付いていると、光合成の邪魔になってしまいます。
曇りガラスみたいなものですね。
綺麗にホコリをふき取って、明るい光をたくさん浴びれるように手入れをします。
■ジャスミン
例えば、このジャスミンも普通の人は、遠くで見るかぎりそれほど気になる事はありません。
が、仕事で毎日植物に触れている人間は、パッと見た感じで・・・、アッ!っと気がつきます。
こういう時はは、水で濡らしたタオルを固く絞って、それでふき取ります。
又、私たちは、仕事がら植物のつや出し剤を使用しています。
汚れが取れやすくなり、ふき取った後、葉につやがでるからです。
■うっすらとホコリが溜まった状態
■つや出し剤をかけて ふき取った綺麗な状態
このように葉色の濃い種類は、特につや出し剤の効果がはっきりあわられるようです。
昔からよく言われる事に、ビールや牛乳を薄めて使うといい、とあります。
ただ、食品として扱う物を葉っぱに塗っても大丈夫なのか?という心配はあります。
(匂いとか、害虫が寄ってこないか?とか・・・)
こういったつや出し剤ならそんな心配もありません。
こういった資材も上手に利用しながら、素敵なグリーンのある暮らしを皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。
売っていることは少ないのですが、お店で見かけたら、是非1度使ってみてください。
劇的ではありませんが、必ず効果はあると思いますよ。
それでは、又。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】