僕の好きな観葉植物の一つに「アルテーシマ ゴム」があります。
この名前はいわゆる流通名で、正式名称ではりません。
このあたりは、私たちもきちんと勉強していかなくては、いけないと思っています。
通常よくみる朴仕立てではなく、細い幹が3本ほど伸びて大きく葉をひろげています。
この場所は、事務所の外で、北向きの玄関窓ガラスから優しい光が入る理想的な環境。
窓は大体開放されていて、空気も溜まることがなく、生育はとても順調です。
新芽が広がる部分は斑入りが綺麗な薄いクリーム色で、
この場所ならでは色合いが出ています。
その場所の温度や光のあたり具合によって、植物は様々な姿を見せてくれます。
光が弱い分、葉が大きく育って、少し下がり気味についています。
葉色とあいまって、優しい、楽しい雰囲気づくりによく似合う木です。
基本的にはゴムの木なので、水は控えめで十分。
この場所では、月に2度のメンテナンスで、水は約2~2.5リットルあげています。
土は乾き気味のイメージで管理すると良いですね。
久々に観葉植物ネタを書きます。
毎日観葉植物を触っているので、自分の目新しい物をつい話題にしてしまいますが、ちょっと反省。
さて、夏が過ぎてお客様のところに行くと、痛んでいる植物があります。
パキラも痛みが激しいものがありましたが、ソングオブ・ジャマイカも何本か痛んでいました。
先月は少し葉色が薄くなっていたのですが、今回お邪魔すると一気に弱っています。
これは、お盆に長期のお休みが多いこと。
(真っ暗になって、冷房が切れるため、暑くて暗いという、最悪の条件になる)
光の少ない中で、温度が高いため成長をすると、
新芽は少しでも光合成をしようと薄い色となり、葉色の濃いものは、光合成ができないため散っていく。
冷房の効いている部屋では、何とも無いものもあり、場所によってずいぶん差がでました。
それにしても、お盆休みでこれだけ痛むとは、想像以上でガックリ・・・。
もう少し早く交換してあげればよかった。ごめんね。
このような新芽は「強い光」にとても弱くなっています。
夏休みを塾通いですごしたもやしっ子のように、いきなり真っ白の肌で海に遊びにいこうものなら、一日で真っ赤、ひどい焼けどをしてしまうでしょう。
まずは、弱い光のところで慣らせてから、徐々に明るい場所に移します。
観葉植物もリハリビが必要なのです。
同じ部屋(といっても一つ外になりますが)にある、青ワーネは何とも無い。
植物の種類によって、このようにはっきりと差がでます。
それにしても、青ワーネッキは暗い場所にとても強いですね~。
各務原市の市役所近くにあるキチンクラブ・ダぜリオさん。
イタリアの家庭料理がキャッチコピーのお店です。
味付けが素直というか、こういう料理のありがちなくどさが無く、どのメニューも安心して食べられます。もう16年近く営業されていますが、ファンが多く、昼も夜も大賑わい。僕も何度も行ってます。
外の樽の上にある寄せ植えが、夏の暑さで枯れてしまいました。
暑さが少し和らいだ頃合をみて、植え替え。
今まで丈夫で無難なコニファーを続けていましたが、思い切って葉のラインが綺麗なインジビサに変えました。
赤銅色の葉もとても印象的です。
下草には、黄色っぽいセダムを合わせてみました。色のコントラストが面白いかな。
夜のライトアップも綺麗なダぜリオさん。
鉢を置いてみると、インジビサのラインがとても綺麗でよく合っています。
インジビサはどこにでも売っていますが、ちょうど陶器鉢や、樽に置いたときにちょうど良いサイズという物もあると思います。
ぱっと見た目で印象的な風景が作れるかどうか?
プロではあっても、一人のお客さんとしての目線も必要になってくる。
主観と客観を交互に入れ替える。
一つの物を見ても、いろいろな角度から考えてみる。
と、さっと反応しないので、何を考えているのか分からないAB型と言われるゆえんかもしれません。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】