こんにちは、片桐です。
お庭づくりや、花壇のリフォームなどでいろいろ相談を受ける事があります。
お客様の中には園芸店などを見てまわり、好きな樹木の名前を知っている方もいますが、ほとんどのお客様は、何となくのイメージがあるだけで、実際の木の名前や花が咲くかどうか?分からない場合がほとんど。
それでいて、新築の建物やリフォーム後のオシャレな外観に合わせた、オシャレな植栽をしたいという要望はだんだん強くなってきています。
既存の園芸本では、育て方や挿し木の仕方など、趣味で育てる場合の情報がメインで、写真がほとんど載っていません。
そんな不満を解消してくれるのが、この「緑のデザイン図鑑」です。
もともとは、建築知識という月刊誌の別冊として出版されました。
建物がメインの編集をされた結果、このようにデザインを考える時に使いやすい構成になっているのだと思います。
中味は文章よりも写真がメイン。
シンボルツリーとなる樹木は、はがきサイズの全体写真と、葉のアップ、花のアップ、実のアップの小さな写真がA4、1枚の大きさに見やすく配置されています。
樹木の枝葉の広がりのイメージや、幹肌写真もついています。
これだけ写真がメインに編集されている雑誌は見たことがありません。
その他、写真は少し小さめになりますが、
下草や、低木、芝生や杉苔、草花や、バラ、コニファーなども一通り写真として見れるようになっています。
これも大変分かりやすく、お客様に説明するのにとても便利です。
最後の章には、植栽に関するテクニックや植栽設計の基礎知識なども掲載されています。
ちょうど、2009年5月に増補改訂され、内容がまったく変わりました。
前回が、庭石や灯篭、和風庭園、イングリッシュガーデンなどの情報がメインなのに対し、
今回は、「 絶対失敗しない [住宅植栽]の100テクニック 」、として、形態・環境・機能・空間の観点から植栽の設計計画やコスト面などのアドバイスもついています。
住宅の植栽図鑑の必須アイテム本として、ガーデンデザインを考える全ての人にお薦めします。
●新・緑のデザイン図鑑
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】