今日はいろいろなご縁の繋がりで、アハマディア・ムスリム協会の平和活動100周年記念式典に参加させていただきました。
千種駅を出てすぐにある、メルパルク名古屋に午後5時に到着。
イスラーム教の方がほとんど・・・かと思いきや、日本人の人が以外と多い?気がしました。詳しい内容は知らなかったのですが、昨年、タヘルさんという人と知り合い、ボランティア活動の事をお聞きしていましたので、まぁ、ともかく行ってみよう!と気楽に参加したのでした。
最初に聖クルアーン(コーラン?)の朗読。
その次に、日本語訳で解説がありました。
次に、アハマディア・ムスリム協会の紹介。1908年にイスラーム教の活動の実践として平和を実現する為のボランティア活動が始まり、インドで40人から始まったこの活動も現在では世界各国で2億人の方が参加するまでになったそうです。
イスラームの教えでは、2つの義務があり、一つはアラーの神への祈りを、一日5回捧げる事と、断食をする事。もう一つの義務は、人間に対する事で、身近な人、又は見知らぬ人にも思いやりをもって、困った事があれば助ける事。
その二つの柱があって、初めてイスラームの教えを守っている事になるのであって、悲しいかな報道されるのは自爆テロ等の一部の過激な事が多い。
ニュース23で、このアハマディア協会のボランティア活動の取材が放映されました。
この人がタヘルさん。
この取材は、昨年ミャンマーで取材中、亡くなられた長井健司さんがビデオカメラを回していました。
長井健司さんも、イスラムの多くの人が誤解されて報道されている事を悲しく思い、多くの人に真実を伝えていくのが自分の仕事の一つだ、と語っていたそうです。
とにかく、いろんな人が参加していたのが面白く、犬山市の市議会員の方や、牧師さん、神父さん、大学の先生、浄土真宗のご住職、瀬戸の陶芸家、その陶芸家にオーストラリアから泊まりにきているロシア正教会の神官さんなど・・・。
同じテーブルで、いろんな人が話し合っているという風景も、なんだか不思議な感じ。
アハマディア協会の人たちは、ホント、皆さん目がきれいで、とても話しやすい雰囲気でした。日本に20年近くいる方も多く、日本語が上手なのにもビックリ。隣町の「岐南町に住んでましたよ・・・」という方もいて、ローカルなネタでも話がはずみました。
式典が終わっても、多くの人がホテルの通路で話込み、
浄土真宗のご住職と、ロシア正教の神官さんが、陶芸家の方の通訳を入れて語り合う・・・そんな話を聞いて面白いと思う僕もちょっと変わっているのかもしれないけど、ある心理学者の方が、「宗教は必ずしも必要とは思わないが、人間にとって信仰心を持つ事は必要な事だ」と言った事もあるように、人にとってその地域、歴史によって伝わる宗教は違えども、人間の心には科学や数学では割り切れない何かがあって、他人に優しく思いやりの心を持ち、何かを信じる事は、心安らかに生きていくうえで大切な事なんだ、と思うのでした。
お招きいただき、本当にありがとうございました。
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