日本では「バショウ」と呼ばれる仲間に、タビビトノキがあります。
先日もギフトの依頼があり、一本仕入れてきました。
仕入れたばかりの植物・・・そのままでも使えそうだと思われますが、
実際には、
葉の大きく重いため、傾いてしまう事が多く、このままでは葉が折れたりしやすくなっています。
屋外で育てた本来の植物であれば、茎がしっかりと育つのですが、
観葉植物として育てた物は、若干そのあたりが弱いため、支柱を立てて補助する必要があります。
ハウスで生産する事は悪い事ばかりではなく、
葉が全て綺麗な状態で手に入るのは、大きなメリットといえます。
良い点と悪い点のバランスを見て、適切な手入れを行なうのが、プロの技術。
そのお客さんに合わせて、さらに一工夫するのが、プロの仕事だと思います。
ギフトで持っていく時の注意点は、
他にも贈り物が多いと思われる為、必要以上に葉を広げないように気をつけます。
バショウ科 タビビトノキ属
原産地は暖かい地域で、高さ20m近くにも達する木です。
ただ、正直、室内で観葉植物として楽しむには、このタビビトノキは葉が薄く、ふちから茶色く変色する事が多くあります。
同じ樹形の植物で、「オーガスタ」の方が、室内で飾るには長期間緑を維持しやすいのでは、と思います。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】