こんにちは、片桐です。
観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。
植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。
「あなたのお部屋に森林浴を!」
何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。
観葉植物を買われた人からよく聞かれる質問が、
「光に当てた方が良いと言われたから、外に出しておいたら、弱ってしまった」
・・・そうですか~、
・・・いつの話ですか?と聞くと、
「夏と冬」が多い。
夏は太陽の光が強すぎて、真昼の直射日光があたると、葉焼けを起こして痛んでしまいます。
又、冬は、気温が低い事が多いので、屋外に出しっぱなしにしておいて、室内に戻し忘れて・・・一日で葉が真っ黒に枯れてしまう事も。
何事も極端になる可能性のある場合は、避けるべきです。
どんな具合がいいのでしょうか?
前提としては、
「植物は光合成をして、栄養を作るので、太陽の光はとても良い」
のですが、
「強すぎる光は、温度が高くなり痛みやすい」
のです。
例えば、観葉植物が好きな熱帯地方のイメージを思い浮かべてください。
蒸し蒸しと湿度が高く、ジャングルの中は湿気に溢れています。
背の高い木が多いしげり、直射日光は当たらないが、日本の森林のような暗さはない。
こんな場所が多くの観葉植物が過しやすい環境のイメージ。
植物園を訪れると、このような環境モデルを再現している場所が多いと思われます。
ただ、そんな理想の場所は、なかなか家庭や職場では作る事ができません。
あくまでも、最適な環境のイメージは持ちつつも、
今の場所の中で、良いと思われる所、悪いと思われる所をチェックしていきます。
■パキラ
例えば、このパキラが置いてある場所を観察してみましょう。
建物の南側に大きな窓があり、太陽がたっぷり入ります。
そのままだと日焼けを起こしやすいのですが、ブラインドがある為、光が適度に遮断されて入ってきます。
壁は明るい白色で、光を反射し、回り込む効果があります。
このような場所は植物が喜んでくれる場所といえます。
一般的に、
・南側の窓ガラス越しは、温度が高くなりやすく注意
・北側・東側の窓ガラス越しは、適度な明るさで安心
・西側の窓ガラス越しは、夏の気温の高い夕方に痛みやすく注意
といえます。
この環境に加え、
・部屋を閉め切っているか?
・通風がよく、高温にはならない場所か?
・エアコンが良く効いていて、気温は一定を保っている?
・ブラインドや、レースがあり、適度な遮断効果があるか?
等も影響を与える要素になります。
植物が好む場所・・・快適ゾーンイメージモデルを想像できれば、それに近い環境づくりができます。
又、それは、割と人間も居心地が良いな~と感じる場所でもあります。
植物を育てるのが上手になってくると、人に対する気遣いも上手になってくると・・・感じます。
気をつかいすぎて疲れてしまうのではなく、
良い環境作りを心がける事で、活き活きとしたグリーンを楽しむ、
そんな気楽な気持ちで、もう一度眺めてみてください。
その場所に応じた適切なメンテナンスを行うことで、
活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。
「あなたのお部屋に森林浴を!」
家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。
グリーンライフ・コンサルタント
片桐健二
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】