こんにちは、片桐です。
観葉植物の育て方のコツ(情報)を、日常の仕事を通じて得た経験を元にお伝えしていきたいと思います。
植物を育てる楽しみに目覚め、元気な緑に囲まれる暮らし作りを応援します。
「あなたのお部屋に森林浴を!」
何度も失敗した方も、この記事を読んで、再度チャレンジしてみてください。
まず、緑を部屋の中に取り入れようと思う時、
観葉植物を買ってくるのが一番早い方法だと思います。
しかし、「育てるのが難しいから・・・自分には無理だ」という方がとても多い。
このサイトでも、育て方の記事を何度か書いていると、
水やりについて質問も受けます。
やはり、一番多い質問が、
「あげすぎると根腐れするのでは?」
ということ。
例えば、この記事の写真のように水をあげると、そう心配してくださる方が。
(一度にたくさん水をかける)行為自体には、何も問題はありません!
”根腐れする”、という言葉のイメージから、”水を多くかける行為”が悪いものだと誤解をまねいていますが、その行為自体には全く問題ありません。
というよりも、正しい水のかけ方として、”水をあげる時には、このようにたくさんかけてください!”
とお願いしています。
え~??
たくさん水はかけるのが正しいやり方??
と、混乱される方もいらっしゃると思います。
言葉だけで全てを伝えようと思うと、大変長くなる恐れがあるので、簡潔に結論だけ書きます。
観葉植物の育て方 プロの上手な水やりのコツとは?
●土がきちんと乾くまで水やりはしない(頻度のコツ)
●水をかける時はたっぷりかける(量のコツ)
●鉢の底から流れ出るのを確認する(量のコツ)
●一度鉢の下から流れ出た後、2,3分してから、もう一度、鉢の中の土全体に染み渡るように、たっぷり水をかける(2度目は量が前より減るはずです)・・・(量のコツ)
●お皿やプランターで水が貯まってしまう場合は、容器の中にある水を捨てる(管理のコツ)
●水をかける頻度は、定期的(週に一度がお奨め)にする(頻度のコツ)
●水の吸い上げ量が大きい植物(アレカヤシ、フェニックスなど)は、腰水方式で、4,5cmほど貯めても良し(量のコツ)
そこで、今回のよくある質問について・・・考えてみると、
「水はたっぷりかける方が良いが、
長い間、水が貯まりっぱなしの状態だと根腐れを起こすので避ける」
というのが、答えになります。
そして、適正な水の量はいくらになるか?というと、
・水をかける頻度
・季節(春・夏・秋・冬)
・植物の大きさ
・植物の元気さ
・培養土の素材
・植え込んでからの年数
が変動値となり、量が導きだされます。
プロは、毎日毎日の経験の量が圧倒的に多いのと、
植物に関する基礎知識、生理的知識、土壌の物理知識、などを組み合わせて、
植物を元気にする最適の水のやり方(量)・・・・の仮説力が圧倒的に高いのです。
活き活きとしたグリーンが部屋の中にあると、本当に気持ちがいいものです。
これは造花には絶対真似のできない世界。
生きている植物・・・はどんなに小さくても”生命”なのだな、と感じます。
マネキンが何十体と置いてある部屋と、
学生の頃、クラスメートがいる教室を思いだして比べてみると分かると思います。
(人の好き嫌いは別として・・・)
暮らしの中に、”生命”があると、ホットする、安心する、やすらぐ、落ち着く・・・など様々な心の変化がおこります。
その場所に応じた適切なメンテナンスサービスを行うことで、
活き活きとした緑に囲まれた暮らし作りを応援します。
「あなたのお部屋に森林浴を!」
家庭に、職場に・・・、緑を快適な暮らし作りにお役立てください。
グリーンライフ・コンサルタント
片桐健二
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】