こんにちは、片桐です。
春になるとどんどん新芽が伸びてきますね。
少しほかっておくと、あっという間にボサボサ状態。
今日はフィカス・ベンジャミナの剪定をしてみます。
■フィカス・ベンジャミナ と、 フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”
濃いみどりいろの通常のベンジャミナと、薄い黄緑色の斑が入る園芸品種”ゴールデンプリンセス”
通常のベンジャミナの形がコンパクトにまとまっているのにたいし、ゴールデンプリンセスのほうは、随分枝葉が伸びてしまいました。
■新芽が伸びすぎた「フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”」
■新芽を剪定した、「フィカス・ベンジャミナ”ゴールデンプリンセス”」
もちろん、伸びた状態で飾る・・・という場合も、時によってはあるでしょう。
これは一般的に植物を長く楽しみたい・・・という人のための剪定方法になります。
伸びすぎて上部が茂ることにより、その下が光が少なくなり、だんだんと葉を落とします。
このままにしておくと、冬の気温が下がった時に一気に古い葉が黄色く変色しだんだん落としてしまいます。
中心部に葉がなくなって、枝がまるで標本の骨のように見える。
そんな事にならないようにする、剪定方法です。
■ベンジャミナの枝の剪定・・・悪いハサミの入れ方
さて、新芽を切る時は、よくある間違いがあります。
枝の分岐している所で切って・・・とお願いすると、写真のように切る人がいます。
これは、間違った切り方。
正しくは下の写真のように切ります。
■ベンジャミナの剪定・・・正しいハサミの入れ方
枝が分岐した状態は、英語のVの字のようになっていますね。
残したい枝の方にハサミを沿わせるようにして、太い新芽の枝を分岐に近いところで切ります。
間違ったやり方では、残したい細い枝まで間違って切ってしまいそうです。
このようにして、新芽を少しずつカットしながら、全体の樹形を見て枝葉の多いところを間引きしていきます。
あくまで、普段の手入れ方法ですので、芽の伸びる季節は適時ハサミを入れるようにします。
面倒だからと、一度にたくさん切らないように。
まめな手入れが、樹形を美しく保つコツです。
がんばってください。
それでは。
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