こんにちは、片桐健二です。
昨日の記事http://www.k-engei.com/blog/02/post-113.html
から続きます。
前回は、生育の悪い芝生をスコップなどを使いめくり、
改良材を入れる分を考えて、余分になる土を削りました。
■ 土壌改良材「パーライト」
耕してそのまま埋め戻すと、しばらくはいいのですが、
又だんだんと同じように土が固まり、植物の生育が悪くなります。
こういう場合には、土壌改良材を入れて、土のクッション性を高めて、空気や水がよく通りやすいようにします。
たくさん入れれば入れるほど、生育の良さは高まりますが、その分材料代と、施工手間代が増えていきます。
日当たりの良い場所では、芝生が生えていたように、ある程度の改良で生育する事は可能。
どこにどれだけ使えばいいかは、経験を積むしかありません。
材料費と、施工費をきちんと分けて、お客様と相談する事で、その方に合わせた値打ちな価格・値打ちな植栽工事ができるのだと考えています。
こういったHPの記事なども参考にしていただけると嬉しいですね。
さて、今回は通気性の向上の為、「パーライト」をメインに、土のクッション性を高め微生物が増えやすいように「竹の粉」を混ぜ込みました。
材料の量の目安は、土を耕す量に応じて、約1割~2割で良いと思います。
材料をきちんと撒いたら、後はひたすら耕します。
ここからは肉体的に一番きつく、地味な作業になります。
一回、二回と耕すぐらいでは、大きな固まりになるだけ。
同じ場所を何度も何度も耕し、土の粒がある程度細かくなるまで耕します。
土壌改良材が出来るだけ均等に混ざるように・・・・も、もちろん忘れないように。
土を耕した後は、全体的に表面が盛り上がっているはずです。
水をかけると沈んでしまいますので、軽くコテや、木材の切れ端を利用し抑えます。
平面に慣らした後は、芝生を当てて綺麗にカット。
ここまで来ると、完成が見えてきますね。
もう一回、次回に続く。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】