こんにちは、片桐健二です。
この間梅の木の剪定を・・・とご依頼いただき、下見に行くとそこは梅畑。
2カ所のうち片方は剪定をしていないそうで、枝が上の方に伸びて収穫できなくなっていました。
こういう場合は、思い切って低い位置まで戻して樹形を作り直します。
下から出直した枝を残す事で、ハシゴがなくても実を収穫できるようになります。
外から見ると花が満開できれいなんですよね。
中に入ると、枝がぶつかり合って、枝がすっかり縦長に伸びていました。
花の苗のトレーでも同じ事がよくおきます。
できるだけ光があたるような大きさまで樹形を戻します。
端っこにある枝は光を受けやすく、割と低い位置に枝が残っています。
立ち枝を切り、放射状に広がるように枝を残しました。
これは枝を上手く残せた方。
周りを木に囲まれていると、光を求めて上に上にと枝を伸ばします。
ここまで伸びてしまうと、なかなか枝を残しにくい。
ある程度枝を残せる部分まで切って、新たな枝がでるのを待ちます。
梅の枝ってそういえば硬いんですよね。
手持ちの電動のチェンソーだと刃が荒いのかパンパン弾いてなかなか切れません。
かといって、下の方でエンジンチェンソーで切ってしまうと、
先の枝が重なり合って引っ張っても落ちてこない!
両方のチェンソーを上手く使い分ける事で、手早く剪定することができます。
早く剪定することのメリットは、費用を安くできること。
剪定と一口にいっても、本来は作業方法を含め何通りもの選択肢があります。
お客様にどれだけ多くの選択肢を提案できるか?
どれだけ魅力のある成果を提案できるか?
そして若いうちにどれだけたくさんの仕事を経験できたか?がやはり大切だな、と思います。
今回も筋肉痛と共にいろいろな気づきがありました。
ありがとうございました。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】