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ガーデニングの仕事中

小さなスペースを活かす、グリーン(造花)の飾り方

2009年02月19日 【ガーデニングの仕事中】

こんにちは、片桐です。

 

羽島市にとあるホテルの一角。

お正月の飾りをとって、春になるまでグリーンのディスプレイをすることになりました。

小さなスペースは、およそ (1.2m × 1.4m)の三角形。

パッと見、何ができるのか・・・?と思ってしまうような場所です。

 

こういった場所を活かすには、「洋風のアレンジ」よりも実は「和の生け花」の技が使えます。

 

 

 

お正月のディスプレイを片付け中・・・の図。

いろいろある時は立派に見えるんですが、改めてみるとホント狭いスペースです。

 

 

 

和の技術・・・といっても正式に習った訳ではないので、あくまで我流。

お花の先生と話している時にいろいろ気づいた事を自分なりに使わせてもらっています。

 

その一、何も無い空間を活かす。

お花やグリーンをたっぷり使い、ボリューム感溢れる雰囲気にするのが、洋風のアレンジだとしたら、

和の心は、無駄な物をできるだけ削り、空間を多くする事。

一つ一つの材料の持つ素材を活かす為の工夫をすること。

高さ、横の位置、それぞれにお互いに影響し合い、バランスを中心に保つ事。

 

”活きた空間”を作り出す事により、小さな場所ながら味わいのある”奥行き感”が生まれます。

 

 

 

 

細かい技ですが、プランターの面を波型にすることで、陰影が生まれます。

黒いつや消しでわざと存在を消す事もあれば、

あえて印象的に浮き上がらせる事で立体的に見せる事もできます。

 

 

 

■ 波ツボと、・・・花の名前が思い出せない。クロッサンドラに近いんだけど。

 

花の高さ、場所、色も変える事で、パッとみた時の印象がずいぶん面白いくなります。

 

 

 

■フェニックスの幹、 ピンク色のインパチェンス 、オランダアイビーブッシュ、アイビーブッシュ

 

 

 

■セラポット40型 アイビーブッシュ 、赤色ゼラニユーム、シダ

 

ライトを効果的に使うと、より印象的な空間づくりができます。

家庭や、お店などにあるちょっとした空き場所。

デッドスペースだとあきらめずに、いろいろチャレンジしてみましょう。

 

 

 
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