こんにちは、片桐です。
5月、コニファー(針葉樹)の新芽が伸びだすと同時に、
古い葉が茶色くなって目立ってくる事があります。
下の写真は、「ゴールドライダー」の場合。
■ゴールドライダー 古葉落とし前
■古葉のアップ
この場合の剪定は、飛び出した新芽を途中でカット。
三角錐のシルエットになるよう、鉢を回しながら形を整えます。
その後、上部の枝から両手で 古葉を軽くむしるようにとっていきます。
だんだん枯葉が下に溜まっていくので、適度にかき出しながらできるだけ茶色い葉を取り除きます。
■剪定後、古葉取り除き後の「ゴールドライダー」
■茶色い葉を取り除いた様子
あのままにしておくと、古葉が梅雨で腐りだして蒸れやすくなり、
病気や虫の発生の原因となります。
この時期に取り除いておく事で、風通しが良くなり見た目もかろやかに。
■羽島の喫茶「こだま」さんにて、リース中のコニファー各種
新芽が伸びだしてとても綺麗な反面、葉の密度の高いコニファーは内部が枯れやすくなっています。
例えば左端にある「エレガンテシマ」などはあまり古葉がないので、手入れは楽ですが、逆に言えば少し寂しい樹形。
このように何種類かを組み合わせて使うと彩りも綺麗で手入れも楽になります。
よければ試してみてください。
それでは。
片桐園芸では地域密着によるきめ細やかで心のこもったサービスと充実したメンテナンスを行うため、お客様へのサービスを考えて、 配達エリアを限定させていただいております。
【岐阜県】